彼との出会いは、神々が宿る島のバリ島でした。
彼との出会いの一月前に友達とバリ島に訪れ、その時に7年前に当時の彼氏と訪れた時に出会った少年との再会から始まります。
大人になった少年に私は恋をしました。
今考えれば一夜の情事的な恋でしたが、私はバリ島で1ヶ月暮らす事を決め、会社を辞めて旅立ちました。
大人になった少年に到着日や時間を手紙に書き、バリ島に到着しましたが迎えはありませんでした。
次の日にビーチで大人なった少年を探しましたが、ビーチにいる人々の答えは、旅行に行っていて今はここには居ないと言うものでした。
そこで初めてあれは一夜の恋でしかなかったと気づきました。
どうしたら良いのか分からなくなっている私の前に現れたのが彼でした。
もう騙されたくないとバリアを張っている私に、彼はとても優しく接してくれて、昨晩から食事をしていない私をレストランに連れて行ってくれて、食事を奢ってくれました。
それでも人を信じられなくなっている私を、次の日もその次の日もバイクで迎えに来てくれて、色々な楽しい場所に連れて行ってくれました。
単純かもしれませんが、私が彼を信じるのに時間はかかりませんでした。
毎日一緒の時を過ごし、自分が仕事で側に居れない時は、信用出来る知人に私を見守らせ、自宅に連れて行ってくれてお母さんにも会わせてくれました。
日々愛されて大事にされている実感で私は本当に幸せでした。
嫌な出会いの結果、良い出会いがあって、人生は悪い事ばかりではないと感じました。
プロポーズもされたのですが、結局私には勇気がありませんでした。
国際結婚をし日本を離れ、家族や友達と離れて暮らす勇気がありませんでした。
彼以上に愛してくれる人には、二度と出会えないと思います。
もう少し私に勇気があれば人生が変わっていたはずです。
彼との出会いは私の人生の中で一番キラキラした思い出になっています。